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ごみ焼却処理の流れ |
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フローシート |
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運転性能
炉内温度
炉内温度(燃焼室出口温度) 800℃以上950℃以下
焼却残渣の熱灼減量
乾燥状態において 5%以下
排ガス基準値
●ばいじん量 0.03g/㎥N以下
●硫黄酸化物(SOx)量 100volppm
●塩化水素・窒素酸化物
塩化水素(HCL)量 200volppm以下
窒素酸化物(NOx) 150volppm以下
●酸化・一酸化炭素
酸素(0₂)濃度 12%以上
一酸化炭素(CO)量 100volppm以下
●ダイオキシン濃度 5ng-TEQ/㎥N以下
●工場排水 クローズドシステム
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処理工程 |
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1) |
収集したごみは計量後、ごみピットに一旦貯留されます。また、可燃性粗大ごみは、粗大ごみ破砕機にてせん断後、ごみピットに投入します。 |
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2) |
貯留されたごみは、ごみクレーンでごみホッパへ投入されます。 |
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3) |
ごみホッパからシュート部を通り乾燥ストーカ兼給じん装置(フィーダ)上に到達します。 |
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4) |
乾燥ストーカ兼給じん装置(フィーダ)で乾燥後押し出され、燃焼ストーカに落下します。 |
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5) |
撹拌されながら勢いよく燃焼し、さらに後燃焼ストーカに落下して完全に灰化します。 |
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1) |
燃焼灰は、後燃焼ストーカから灰押出装置に落下します。 |
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2) |
ストーカからの細かい落下灰はストーカ落下灰コンベアで灰押出装置へ送られます。 |
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3) |
灰押出装置内の水で消火冷却されます。 |
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4) |
水切りされた焼却灰は、灰分散機で灰ピットに落とされ貯留されます。 |
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5) |
バグフィルタで集じんされた飛灰は、飛灰吸出装置で飛灰固化装置へ送られ、キレート固化後、固化物ピットに落とされ貯留されます。 |
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1) |
燃焼用空気はごみピットから押込送風機で吸引し、空気予熱器で燃焼ガスと熱交換した後、各ストーカに圧送されます。 |
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2) |
減温用空気は、炉室から減温用送風機で吸引し、減温用空気予熱器により加熱して煙突入口に圧送します。 |
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3) |
場内の給湯及び暖房は予熱された減温用空気を利用して温水発生装置で温水を発生させます。 |
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1) |
高温燃焼ガスは炉上部のガス冷却室へ入り、水噴射により400℃前後まで冷却されます。 |
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2) |
次に空気予熱器にに入り、燃焼用空気及び減温用空気と熱交換し、200℃前後となります。 |
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3) |
200℃前後とされたガスは、塩化水素除去装置からの薬品と反応し、バグフィルタを通過することによりきれいなガスになります。また、ダイオキシン除去も基準値を満足しております。 |
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4) |
処理後のきれいなガスは、誘引通風機で煙突から排出され、大気中に放出します。 |
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1) |
ごみピットより出る汚水は、炉内に噴射することで、臭気共、完全に蒸発処理します。 |
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2) |
その他工場内より出る排水は、種々の処理を行い循環再利用することで場外には一切放流しないクローズドシステムを採用しています。 |
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