2月13日 NPO法人交流会 開催

「事業報告書、計画書作成のためのPDCAサイクルを考える」

 

PDCAサイクルとは、P(計画)、D(実行)、C(評価)、A(改善)の4ステップを繰り返すことで、継続的に事業の質を良くしていく(スパイラルアップ)ものです。

 この時期、NPO法人は年度末の報告に向けて、今年度の事業報告書や決算書、来年度の事業計画書・予算書を作成します。PDCAサイクルにより事業のふりかえりを行うことは、今後の活動展開のために必要です。

 交流会の様子

今回は、初めて交流会に参加される法人も含め、市内のNPO法人8団体10人が参加しました。

この交流会は、NPO法人が当番を回しながら自主的に開催する形で行われており、今回の当番幹事は「八ヶ岳森林文化の会」の井村さんと川手さんです。

「八ヶ岳森林文化の会」は、森林資源を有効に利用し、森林をより深く理解し伝えるために、チェーンソーの基本操作を学ぶ研修など、森林の現場で様々な活動を活発に展開している法人です。

 

「八ヶ岳森林文化の会」では独自の様式を作成し、事業ごとに計画書と報告書をその事業の担当者が作成しています。様式は、1枚で事業と収支を見られるようになっているうえ、報告書には事業の成果と課題、次回への引き継ぎ事項や事業の方向性なども入れられるようになっています。担当者自身が、事業実施後すぐに報告書を作成するため、内容が充実し、次へとつながる報告書となっています。

また、事業実施マニュアルを作成し、誰でもすぐにスタッフとして関わることができ、参加者には同じ質の事業を提供できるよう仕組みを整えていました。

 

その後のフリーディスカッションでは、どのようにふりかえりを行っているか、そこに関わる課題について各法人から意見が出されました。

PDCAサイクルは数年前から言われるようになりましたが、なんとなくやっているのでは効果はありません。集まって反省を言い合うだけでなく、記録に残し「見える化」することが大切です。「見える化」により、共有することができ、本当の改善へとつながります。

参加した皆さんからは、「PDCAサイクルをやっているような気がしていたが、あらためて考えることができた」「このような様式にすれば一目でわかるので、目からウロコだった」などの感想がありました。

参加したNPO法人の活動分野や規模は様々でしたが、行き着く課題は人材育成や資金確保など共通するものが多く、だからこそ同じ立場のNPO法人が一緒に考え合うことに意味があります。

また、NPO法人の活動は、目標や成果を数値化することが難しいことも多いのですが、社会や次世代に活動を伝えていくことも大切な成果であることを、再認識する機会にもなりました。

次回の開催は、6月の予定です。